最初は水中出産に興味があり、助産院での出産を選択肢に入れていました。
高齢初産という事もあり助産院で出産できるか分かりませんでしたが、思い切って連絡をしてみて良かったです。
施設も木の素敵なお家で心地良さそうだったので、ぜひここで産みたい!と思いました。
働きながらの妊娠生活でしたので妊婦健診の予約時間も融通して頂いたり、エコーなどの検査も丁寧に細かく説明してもらい、赤ちゃんのことはもちろんですが自分のお腹の中の事を知る事ができて嬉しかったです。
出産当日は、腰が痛いといえば温めてくれたり、足先が寒いといえばふかふかの靴下を履かせてくれたり...こんなに至れり尽くせりでいいの!?という思いでした。
気持ちや身体に余裕が無く水中出産は叶いませんでしたが、陣痛で朦朧としているなか、小長井さんの「いきんで良いよ」などの声かけがスッと耳に入ってきて、私にとってはとても心強く安心することができました。
産後は腰痛がひどくなってしまい、ほぼ寝たきり、座るのもやっとで辛かったのですが、背中のマッサージをして頂いたり、骨盤ケアが得意な助産師さんを呼んでくださったり、身体を休める事ができました。
夫にも積極的に沐浴やミルクの作り方などを教えて頂き、私から夫に説明するよりも素直に聞いてくれたと思うので助かりました。
小長井さんの作るご飯も美味しく、幸せな入院生活でした。
退院後の1ヶ月健診や新生児訪問でも小長井さんに診ていただき、リラックスして受診することができましたし、赤ちゃんの成長や自分自身の心と身体の変化も、これまでの事を分かっている方に相談できたので有り難かったです。
産後ヨガなどの講座にも参加させていただきましたが「帰って来た!」という安心感があり、度々訪れたくなる場所になっています。
初めての妊娠・出産・子育てでこれまでの人生がガラッと変わってしまう戸惑いもありましたが、小長井さんの元気な声を聞くと晴れやかな気持ちになります。
ありがとうございます。
いぶきの助産院で深夜に出産し、翌日食べた朝食は、私の人生で、一番美味しい朝食でした。
一人目、二人目は産婦人科医院でした。
一人目は、予定日を一週間過ぎた為、バルーンを入れ、促進剤を使い出産しました。
二人目は、予定日翌日に陣痛がきたものの、なかなか進まず先生が破水させ出産しました。
二人を無事に出産できた事実に大きな喜びを感じましたが、どちらも赤ちゃんのペースで出産できなかったような気持ちがありました。
そして産後、乳腺が詰まりやすい体質のため、乳腺炎になりました。母乳育児を目指していましたが、乳腺炎の膿が胸に残り痛みで歩くこともできなくなり、外科で切開し、薬を処方されたため一人目はミルクで育てました。
もっと自然に赤ちゃんのペースで、特別な時間を家族で味わう出産がしたい。そう思い、いぶきの助産院での出産を決めました。
三人目は予定日を10日過ぎ、助産院ではなく病院での出産になりそうでした。
小長井さんは、赤ちゃんが降りてきやすいように足湯やお灸をし、話をとことん聞いて、安心させてくださいました。
夜、急に破水して陣痛が強くなるなか、腰をさすり、やさしく何度も何度も励まし、出産しやすい体制をいろいろ提案してくださいました。
ほのかな明るさの中、安心して家族と一緒に出産することができました。
へその緒を、できれば娘(年長)に切らせてほしいとお願いし、実現しました。
お祝いとして頂いた布でくるむと(お雛巻き)赤ちゃんが驚くほどスヤスヤ寝てくれて魔法のようでした。布おむつにも親しみがわき、自宅でも布おむつを続けることができました。
産後二日目に、あかちゃんが黄疸で入院することになり搾乳して病院へ運びました。
小長井さんのマッサージのお蔭で乳腺炎にならずに過ごすことが出来ました。
赤ちゃんペースに合わせた自然な出産ができ、充実感の中で、朝食べたうめぼしのおにぎりは、今まで生きて来たごほうびのような美味しさでした。